真面目なシアー4安打!全得点に絡んだ

 「DeNA1-3広島」(19日、横浜)

 広島・シアーホルツはクールな表情を崩さず、二走・菊池の生還を喜んだ。2-0の七回1死二塁。井納のフォークを右翼線に運んだ。貴重な適時打に「ボールをしっかりたたいて、野手の間を狙った。得点、打点はチームの勝利につながる」と、胸を張った。

 5月20日・中日戦(豊橋)以来、来日2度目の4安打をマークした。初回は先制につながる中前打。三回は左翼手が飛球を見失う幸運な二塁打を放ち、松山の適時打で自らホームを踏んだ。五回にも中前打を放った。

 井納とは初対戦。「日本の投手は米国と違ってよく分からない。基本に戻って打席に立った」と、素直なスイングを心がけた。

 誠実に日本の野球に取り組んでいる。交流戦が終了した翌日、15日のことだった。休日返上でマツダスタジアムを訪れ、みっちりトレーニングを積んだ。

 同じく休日返上で汗を流していた丸は「ものすごく練習をする。僕よりも追い込んでいた」と舌を巻いた。カープは以前から真面目な外国人選手が多いとされるが「その中でも群を抜いて真面目」と話した。

 7試合連続で先制点を挙げ、打線は上向きつつある。シアーホルツの貢献は、決して小さくはない。

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