マエケンまた無援…2戦連続スミ1負け

 「巨人1-0広島」(22日、宇都宮)

 またも勝利の女神はほほ笑まなかった。広島の前田健太投手(27)が7回1失点の粘投も、打線の援護なく2敗目を喫した。今季登板した5試合で、味方打線が挙げた得点はわずか5点。それでも「いつかいい流れがくる。それを信じてやるだけ」と必死に前を向いた。チームは2連敗で今季最多タイの借金6。今月5試合を残して、3、4月の負け越しが決まった。

 帰りのバスへと続く長い通路。先発投手として、エースとしての苦悩が言葉になった。「気持ちよくはないですね…」。勝てない。7回6安打1失点。前田がエース対決で投じた108球も、勝利には結びつかなかった。

 相手が菅野だけに当然、1点も与えられない。だが初回、先頭の金城に右前打を浴び、2死二塁のピンチ。ここで坂本に、1ボールからの2球目を三遊間へ運ばれた。打球は三塁・安部のグラブを弾き、左前へ。先に点を与えてしまった。

 今季菅野とは9日以来2度目の対決。前回は7回無失点で、今季初勝利を挙げた。今回は初回に先制点を失ったが、二回以降は気迫の投球を披露。三回1死二塁では橋本、坂本を連続三振に斬った。六回2死一、二塁では村田に、2-2から首を振ってスライダー勝負。空振り三振に抑えた。

 緒方監督は「よく投げてくれた。初回の1点も、(野手が)取れない打球じゃなかった」とかばった。しかし前田は「判定がヒットならヒット。仕方ない。前回もそうですが、1点取られて負けているので。抑えないと」と、初回の投球を悔やんだ。

 2戦連続スミ1負け。今季は登板5試合でいずれもクオリティー・スタート(QS、6回以上を自責3以内)を記録しながら1勝2敗。打線の援護に恵まれない。前田が登板した時の味方打線の得点は、5試合で計5点。それでも「先発投手に負けが付いているので、先発投手の責任」と、潔く敗戦を認めた。

 チームの借金は今季最多タイの6。今月5試合を残して3、4月の月間負け越しが決まった。「みんなが苦しい時。いつかはいい流れがくる。信じてやるだけです!!」と言葉に力を込めたエース。鯉打線が目覚めるまで、今は我慢するしかない。

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