大瀬良、お得意燕斬りで今季初星じゃ!
広島・大瀬良大地投手(23)が13日、今季の初勝利を誓った。14日・ヤクルト戦(松山)に先発予定で「勝ちたいという気持ちは強い」と言い切った。
今季3戦目の相手は、相性のいいヤクルトだ。昨季は4試合に先発し、3勝を挙げた。開幕から山田、雄平、川端などが好調を維持するが「丁寧に自分のボールを投げていくだけ」。強調した自然体の中に、確固たる自信がうかがえる。
前回登板の7日・巨人戦(マツダ)は九回途中まで140球を投げた。プロ入り後、2番目に多い球数に「いつもより(体に)張りはあった」。これまで以上に体調管理に気を配った。十分な睡眠と食事をとり、熱い湯と冷水に交互に入る交代浴を積極的に行うなど、疲労回復を最優先した。この日、マツダスタジアムで行われた指名練習では軽快な動きをみせ、「念入りにケアをして、元の状態に戻った」。万全の状態でマウンドに上がる。
プロ入り後、地方球場での登板は初となる。だが、坊っちゃんスタジアムは大学4年時の日米野球で経験済みで、不安はない。
「チームの勝利に貢献する投球をして、自分にも勝ち星が付けばベスト」。緒方鯉は一時の不調を脱したとはいえ、借金4で最下位に沈む。自身の白星で、巻き返しを狙うチームに勢いを付ける。





