【一問一答】黒田2740日ぶり星

7回ヤクルト2死一塁、ヤクルト・中村悠平を三振に仕留め、ガッツポーズで雄たけびを上げる広島・黒田博樹=マツダスタジアム(撮影・出月俊成)
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 「広島2-1ヤクルト」(29日、マツダ)

 米大リーグ・ヤンキースから8年ぶりに復帰した広島・黒田博樹投手が先発。7回96球を投げ、5安打5三振1四球、無失点に抑え、07年9月27日・ヤクルト戦(広島市民)以来、2740日ぶりの日本での白星を挙げた。

 試合後のヒーローインタビュー一問一答は次のとおり。

 (大歓声がわき起こる中、お立ち台へ)

 -ファンから「お帰りなさい」コールが。

 「きょうの試合、勝ててよかったと思います」

 -試合開始から多くの声援を浴びた。

 「広島のマウンドは最高でした」

 -オープン戦でもこのマウンドには立ったが、公式戦のマウンドは違うもの?

 「自分でもちょっと力が入りすぎて、バランスもよくなかったですけど、何とか投げられたと思います」

 -7回を無失点。

 「なかなか味方も点を取れずに苦しんでいたんですけど、何とか援護してもらえるまで頑張ろうと思って投げていました」

 -打席に立ったときも声援を浴びた。

 「ヒットはたまたまですけど…はい…たまたまです」

 -バットの感触は。

 「その前の打席で、チャンスのときに打っておけばよかったなと自分では思っていました」

 -七回、最後に中村選手を三振に取ったときにガッツポーズ。

 「展開的にも結構苦しい場面でしたし、自分の中でも目いっぱいの1球を投げたつもりだったので、それがいい結果になってよかったと思います」

 -九回、何とか勝つんだという気迫がチームから伝わってきた。

 「仲間を信じて、裏でモニターを見ていました」

 -日米通算183個目のウイニングボールとなった。

 「本当にこれだけたくさんの声援を受けてマウンドへ上がって、そしていい結果が出てホッとしています」

 -今季の抱負を。

 「いつまで体が続くか分からないですけど、体が続く限りチームのために投げていきたいなと思っています」

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