新助っ人ジョンソン変化多彩にゴロの山

 「広島春季キャンプ」(19日、沖縄)

 広島の新外国人クリス・ジョンソン投手(30)=前ツインズ=も初のシート打撃に登板した。打者12人、53球を投げ、エルドレッドに一発を浴びたが、ゴロを打たせる投球で首脳陣の評価を上げた。

 左腕から繰り出される直球は、140キロそこそこながら、カットボール、チェンジアップなど多彩な変化球でバットの芯を外した。アウトは全てゴロで「順調です。自分の持ち味は低めに球を集めてゴロを打たせること。前回(のフリー打撃登板)より良かったし、シーズンに向けて一歩一歩進んでいます」と納得の表情を見せた。

 制球に苦しむ場面もあったが、評価は高い。緒方監督は「真っすぐの角度がある。スピードも出ていたし、実戦で早く投げてもらいたい」と心待ちにしていた。

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