鯉の野村 フォーム改造で来季逆襲じゃ
2014年11月9日
広島・野村祐輔投手(25)が8日、宮崎・日南秋季キャンプでブルペン投球を行った。体重を約3キロ絞り、フォームをワインドアップに変更。習得を目指す新球のフォークも試投した。今季はプロ3年目で自己ワーストの7勝止まりに終わった。残ったのは悔しさと自らへの憤りだけ。決死の覚悟で来季の巻き返しを目指す。
大きく振りかぶり、自信に満ちたボールが次々ミットに吸い込まれた。ブルペンで68球を投げ終えた野村は「自分の感覚と(投手コーチら)周囲の意見が一致している」とうなずいた。不調に悩んだシーズン中の重苦しさは完全に消えていた。
今季は投球リズムを重視してノーワインドアップに変更。新球のシュートを習得した。しかしフォームのバランスと直球の球威を欠き、集中打を許す場面が目立った。7勝8敗、防御率4・39。プロ3年目でワーストの結果だった。
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