東出実戦復帰へ!左膝負傷から1年ぶり

 広島・東出輝裕内野手(33)が14日の教育リーグ(オリックス戦・由宇)で約1年ぶりに実戦復帰することが13日、わかった。13年春季キャンプの紅白戦で左膝を負傷。左膝前十字靱帯(じんたい)断裂の重傷を負い手術を受けた。懸命なリハビリにより左膝は回復。14日はDHで出場し2打席に立つ予定だ。

 東出の実戦復帰日が決まった。14日、由宇での教育リーグ・オリックス戦だ。内田2軍監督は「試合出場はOK。最初はDHで2打席を予定している」と明言した。

 悪夢の日から約1年が経過した。13年春季キャンプだ。2月24日の紅白戦。本塁に滑り込み、倉のブロックを避けようとした瞬間に左膝に激痛が走った。「終わったと思った」。左膝前十時靱帯を断裂し手術。昨季はプロ入り後、初めて1軍公式戦出場なしに終わった。

 今キャンプの終盤にはシート打撃に参加した。現在も左膝にサポーターは欠かせない。直線的なダッシュに不安はないが、ターンなど瞬発的な動きには恐怖心が残る。それでも浅井打撃コーチは「打つ方は問題ないと言っている。次は試合で慣れていく段階。練習ではない動きをやっていく」と復帰プランを説明した。

 この日は、大野練習場でノックやマシン打撃など約4時間、汗を流した。約1年ぶりの実戦を前に、練習後は「出るか分かりませんよ」とニヤリ。多くを語らなかったが、明るい表情から復帰戦を待ち望んでいるのは明らかだった。

 21日から開幕するウエスタン・リーグからは守備にもつく予定。背番号「2」が1軍復帰へ向け、最初の一歩を踏み出す。

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