広島の開幕ローテの大枠が１３日までに固まった。２８日・中日との開幕戦（ナゴヤドーム）は、野村監督が既に前田を指名。バリントンが２戦目。ドラフト２位の九里（亜大）が３戦目でデビューする。４月１日・ヤクルト戦（マツダ）での本拠地開幕投手は野村。大瀬良が２戦目、３戦目の先発６番手は福井、篠田、今井が争う。

　福井と篠田は１４日の教育リーグ（オリックス戦・由宇）に登板し、４回ずつを投げる予定だ。この日、２人は大野練習場で練習した。先発する福井は８日のヤクルトとのオープン戦（福山）で３回２安打１失点と好投。制球も安定し無四球だった。「前回は良かった。結果にこだわっていきたい。頑張ります」と力を込めた。

　一方の篠田は、同試合で４回７安打５失点。３四死球と制球も乱れた。背水で臨む登板だけに「辛抱強く投げたい。やるだけ」と意気込んだ。今井も含め３投手で争うサバイバルレースは最終コーナーに突入している。