野村監督策なし…エルド不振も代役不在

 「広島2-3阪神」(6日、マツダ)

 チームの士気にかかわるふがいない姿だった。3点を追う七回、先頭の広島・エルドレッドはただ3球振っただけの3球三振、無気力と言われても仕方ないようなぶざまな光景だった。

 結局、この日も快音はなく、4打数無安打、2三振。試合後、勝った阪神の4番・マートンがジムへトレーニングに行ったのに対し、エルドレッドは家族とともに仲良く帰宅。これが4番の差、そして現状のチームの差なのかもしれない。

 野村監督も状態の悪さは把握している。「迷っているというか、覇気がないというか、プレッシャーを感じているのかもしれないが、本人と話をして状況を見て(2軍降格など)考えたい」と厳しい表情を浮かべた。

 それでも現状ではエルドレッドに代わる4番が不在だという。「2軍に2人の外国人がいるが、一人(ニック)は足を痛め、もう一人(キラ)は右肩を痛め、最近試合に出始めたばかり。あっちがダメだからこっちがというわけにはいかない」。新井打撃コーチも「打てないのは百も承知。ただ相手が右投手ならば(4番は)松山でもいいが、左投手の時は他にいない」と苦肉の起用であることを訴えた。

 ただ4番は外国人にこだわる必要はあるのか。昨季は栗原、ニックの負傷で、途中から岩本が4番を務め、快進撃を見せた。何が正解かは誰にも分からないが、このままではいけないことだけは明らかだ。

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