DeNA・筒香 復帰初打席は一球も振らず四球 チームの逆転呼ぶ 守りでは最初の打球処理で大歓声

 「DeNA-ヤクルト」(6日、横浜スタジアム)

 5年ぶりに古巣DeNAに復帰した筒香嘉智外野手(32)が1軍昇格し、「6番・左翼」で即スタメン出場。第1打席となった二回、1死二塁から四球を選んだ。ヤクルト・石川に対して5球全て見送り、好機を演出した。

 その後、次打者・伊藤光が左越えの適時二塁打で同点とし、なおも1死二、三塁。続く京田の中犠飛で、三塁走者・筒香が勝ち越しのホームを踏んだ。

 筒香にとって2019年10月7日のCSファーストS・阪神戦以来、1673日ぶりとなる本拠地・ハマスタ。満員のスタンドでは、「横浜の空高く~」のファンファーレでおなじみの応援歌の大合唱がこだました。

 初回の守りで左飛を捕球すると、ファンからは大歓声がわき起こった。

 DeNA復帰後、ファームで調整。17打数3安打、打率・176だったが、コンディションについて「キレも出てきましたし、体的には問題ないです」と話していた。

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