ヤクルト・村上 3戦連発で史上最年少200号王手 リーグ単独トップ8号「勝ち試合を見せたかったですけど」

 「ヤクルト7-7中日」(4日、神宮球場)

 バットを振り抜くと、ヤクルト・村上宗隆内野手はゆっくりと走り出した。勝利に結びつかなかったが、価値ある一撃となった通算199本目。「勝ち試合を見せたかったですけど、負けていないので。また明日から勝てるように頑張りたい」。最後まで背中を押してくれたスタンドに感謝し、決意を言葉にした。

 我慢、我慢の先に見せた好球必打だ。打線がつながりを見せる中、村上は3打席目まで3四球とボールを見極め続けた。そして迎えた六回2死二塁、フルカウントから6球目の直球を迷うことなくフルスイング。「うまく反応して打つことができた」とリーグ単独トップの8号を記録した。

 令和の三冠王が本領発揮。開幕から53打席ノーアーチと本来の長打力は影を潜めていたが、これで3試合連発と量産態勢に入った。これまでも100号、150号、神宮100号と数々の最年少記録を塗り替えてきた主砲が、次に塗り替える史上最年少200号まであと「1」と目前。今季両リーグ最長となる5時間4分の死闘を戦い抜き、村上は前を向いた。

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