緊急降板の巨人・大勢 右肩に違和感と説明「腕が振れなくなった。抑えられないなって感じだったので」 明日以降については「またみてって感じです」

 9回、不調を訴える大勢(撮影・金田祐二)
 9回、大勢の降板に渋い表情の阿部監督(撮影・金田祐二)
 9回、途中降板となった大勢(左)=撮影・中田匡峻
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 「巨人8-5阪神」(3日、東京ドーム)

 巨人が球団創設90周年記念特別試合「長嶋茂雄DAY」として行われた伝統の一戦を勝利で飾ったが、今後に不安を残す出来事があった。勝利間際の九回2死で、巨人の守護神大勢にアクシデントが起こった。

 4点リードでマウンドにあがったが、2死を奪った後、近本、中野、森下に3連打を浴びて1失点。マウンドに集まった中で、杉内コーチが肩をさわるジェスチャーをベンチに送り、ここで突如マウンドを降りた。球場は騒然となった。

 試合はその後に登板した泉がこの日2本塁打の大山を二飛に打ち取り試合を締めくくった。

 試合後、大勢は「違和感があって、腕を振れなくなったんで、このままじゃちょっと投げられないなって感じだった。投げれないというかまあ抑えられないなって感じだったんで、大事な試合でしたし、本当に申し訳なかったんですけど、ちょっと言って交代しました」と、説明した。右肩の違和感であるとし、明日以降については「(今日は)大事をとったと。まあ明日またみてって感じです」と語った。

 阿部監督は「どういう状況かまだ聞いていないが、自ら訴えてくるってことはあまり良くないんじゃないかなと思う」と話してた。

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