ヤクルト・サンタナの2安打3打点で連勝 高津監督が絶賛したのは打撃だけではなく「一生懸命に守備練習」

 「巨人3-4ヤクルト」(30日、東京ドーム)

 高津ヤクルトが巨人に連勝で、苦しんだ4月を連勝締め。試合後の高津監督は踏ん張った中継ぎ陣をたたえつつ、3打点で勝利に貢献したサンタナを絶賛した。

 投打で粘った価値ある1勝だ。今季初先発となったロドリゲスは逆転を許すなど4回2失点で降板し、同点とした五回から継投に入った。星が先頭の丸に勝ち越し弾を浴びるも、その後は粘りの投球。長谷川、木沢、エスパーダ、石山とつないで、勝利のバトンを最後まで落とさなかった。

 また打っては、5番・サンタナが2安打3打点と大暴れ。村上が3四球を見極める中、その後ろを任される助っ人がきっちりと好打で仕事を果たした。フェンス最上部に直撃する適時二塁打には「パワーが足りなかった」と笑わせ、試合後の指揮官も「パワーがあるから、あそこまで飛ぶ」と目尻を下げた。

 そして、高津監督は「守備のこともすごく反省して、それも懲りずに一生懸命に守備を練習して。バッティングももちろんする。自分の役割を理解している選手。うまくない部分もあるですけど、しっかり任せていける」と言葉を続けた。

 28日の阪神戦では守備位置が後ろに下がっていたこともあり、ポテンヒットを捕球しきれずに敗戦していた。その後の姿勢も高く評価している指揮官の期待に、サンタナが応え続けている。

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