接戦に弱いヤクルト 6度目の1点差負けに高津監督「阪神との小さな差が大きな結果になっている」と悔しさあらわ

 8回の攻撃を終え、選手交代を告げに行く高津監督(撮影・北村雅宏)
 7回、ピンチを招き、大西(左から2人目)の元に集まるヤクルトナイン(撮影・中田匡峻)
 7回、サンタナは大山の打球に飛びつくも捕れず(撮影・田中太一)
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 「阪神4-3ヤクルト」(28日、甲子園球場)

 高津ヤクルトが、またしても1点に泣いた。

 先発・小沢が苦しみながらも5回2失点で踏ん張り、六回から継投勝負に入ったが、最後は甲子園の風に泣く痛恨の逆転負け。カード負け越しとなり、今季は9勝14敗1分で借金5になった。

 ここまで接戦を競り負け続けている。1点差ゲームで終わった試合は、この日を含めて2勝6敗。均衡した紙一重の試合を今季は落とす試合が多く、27日の同戦もこの日同様に1点差で惜敗。6敗のうち、4敗が阪神戦での結果だ。

 試合後の高津監督は「(接戦に敗れる時は)大体同じような感じなんですよ。そこで勝ちきれるか、負けてしまうかっていうのはね。やっぱり昨年チャンピオンのタイガースとのちっちゃな差が、おっきな結果になっているんじゃないかなと思います」と唇をかんだ。

 現在は勝ちパターンを担ってきた清水、田口が2軍再調整中とブルペンの台所事情は厳しくもある。それでも高津監督は「こういうところを乗り越えていかないと先は見えてこないでしょうね」と厳しい言葉で、奮起を願った。

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