巨人・菅野 防御率0・37で一時トップも細川に被弾 6回2失点で1・03に悪化も坂本の逆転3ランで3勝目

 2回、1安打を許すも得点を許さず笑顔を見せる菅野(撮影・佐藤厚)
 中日戦の先発マウンドに立つ菅野(撮影・佐藤厚)
 2回を終え、捕手小林と笑顔で話しながらベンチに戻る菅野
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 「巨人3-2中日」(25日、東京ドーム)

 巨人・菅野が2回2/3を投げて規定投球回に到達し、四回1死一、三塁から細川を二直に打ち取って防御率を0・38とし、同僚でリーグトップの高橋礼に並んだ。

 菅野はさらに2死から加藤匠を空振り三振に仕留め、防御率を0・37とし、リーグ単独トップに躍り出た。

 菅野はこの回、先頭の田中に二塁打を許し、カリステを空振り三振に仕留めた後、中田に三塁強襲安打を浴び、一、三塁とピンチを背負ったが、細川を二直、上林には四球を与えたが、加藤匠を空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

 だが、五回1死二塁から、岡林に右越え適時時二塁打を浴びて今季2失点目を喫した。さらに六回には細川にソロを浴び、6回2失点で降板。防御率は1・03となったが、降板直後に坂本が逆転3ランを放ち、3勝目を手にした。

 昨季プロ入りワーストの4勝に終わった右腕は今季、ここまで3試合に登板して2勝0敗と復活の兆しを見せている。

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