巨人11残塁大拙攻 連勝6でストップ 阿部監督「どうやったら点が入るか考えて寝ようと思います」

 「阪神2-0巨人」(17日、甲子園球場)

 バックスクリーン3連発の敗戦から39年。歴史的1日は、たった被安打3で負けた。巨人は毎回のように走者を塁に置きながら、8安打も11残塁で今季2度目の完封負け。大拙攻で連勝が6で止まった試合後、阿部監督は「紙一重だったよね」と悔しさを押し殺し、あえて淡々と試合を振り返った。

 まずは二回、無死三塁の得点機を逸すると2点を追う四回だった。無死一、二塁から岸田が送りバント。捕球した大山が一塁に悪送球するも、審判に当たって走者が進塁できなかった。それでも無死満塁の好機だったが、吉川が一ゴロに倒れ、赤星は空振り三振。萩尾も一ゴロに終わった。

 「どうやったら点が入るか、寝る前に考えて寝ようと思います」

 失点も不運だった。2死一、二塁から森下の打球を、中堅・佐々木が目測を誤って転倒。湿った芝に足を滑らせ「自分のせいです。言い訳にはならない」と猛省した。それでも指揮官は、新人のミスを責めることなく「いい経験。スパイクの歯をあと1・5ミリくらい長くしとけばいいよ」と背中を押した。甲子園は昨季3勝10敗と大きく負け越した鬼門。まずは1勝して負の流れを止めたい。

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