日本ハム・新庄監督 今年は「セコセコ野球」その心は「相手が防げない点の取り方をしてピッチャーが抑えて勝つ」ロッテ吉井監督に宣戦布告

 日本ハムの新庄剛志監督(52)が「セコセコ野球」で勝負する。28日、ZOZOマリンスタジアムで前日練習を行い、「パーソル パ・リーグ2024 開幕記者会見」に出席。敵将・吉井監督を前に「“セコセコ野球”。相手が防げない点の取り方をして、ピッチャーがしっかり抑えて勝つと言うことですね」と宣言した。

 会見後に報道陣の前で「セコセコ野球」の一端を明かす。「ヒットを打って点を取るのと、甘いボールをゴロで転がすのはどっちが簡単だと思いますか?プロ野球選手ですよ。ぜんぜん当てられるでしょ。それで1点入る。一、三塁でエンドランでゴロを打ってセカンドに残る。投手が守り切るという」。接戦を想定して、最後の1点を「セコセコ野球」で奪う。盤石なリリーフ陣で逃げ切る。そんな青写真だ。

 千葉は昨年6月24日には屈辱も味わった地だ。同点の九回無死二、三塁、そして1死三塁に2度もスクイズを読まれて外された。会見では「去年1人のバッターでスクイズを2回して、天才・吉井監督に見破られたんで、今年は3回やりたいと思います」とリベンジ宣言。吉井監督も「3回外す勇気は多分無いでしょうね」とやんわりと返していた。

 「セコセコ野球」の下地は意表を突く作戦を繰り返した2年間で作り上げてきた。「選手が何かあるだろうなという気持ちを持って打席に入ってくれているので。試合がないときも『あるよ。あるよ。練習しておいてよ』と意識は持たせている。緊張感は無いと思う」と遂行する選手に自信を持つ。「僕たち点を取るんですけど、徐々に追い上げられて逆転サヨナラ負けしているので、これを逆にしていきたいと思います」。勝負の3年目。セコく、それでも確実に勝つ思いだ。

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