大阪桐蔭・藤原が圧巻14発 木製バット&逆風で…小園は舌巻く「別格」

一人黙々とティー打撃に励む藤原恭大=宮崎市内のグラウンド(撮影・持木克友)
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 第12回U18アジア選手権(9月3日開幕・宮崎)に出場する高校日本代表が、試合会場のKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で練習を行った。 今秋ドラフト1位候補の大阪桐蔭・藤原恭大外野手(3年)は、約10メートルの距離から投げられた山なりのボールを69スイングして14本もの柵越えを放った。

 逆風で木製バットにもかかわらず、プロのような鋭いスイングから、大きなフォロースルーで何度も大きな放物線を描いた。

 本塁後方では今秋ドラフト1位候補の報徳学園・小園海斗内野手や、浦和学院・蛭間拓哉外野手、渡辺勇太朗投手(全て3年)が打撃練習を観察していた。同じ条件で、柵越え1本だった小園は「あいつは別格です」と称賛。永田裕治監督も「今日のスイングは良かった。疲れがあったと思うし、状態は上がっている」と復調気配を感じ取った。

 練習後の記念撮影タイムには、中堅のポジションへ移動。マウンドの吉田輝星投手(3年)と侍ポーズの“予行演習”。笑顔で練習を終えた。

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