8日の広島戦に先発する中日・鈴木翔太投手(22)が7日、ナゴヤドームで行われた投手練習に合流。屈辱の強制送還で2軍落ちとなった7月23日の同カード(マツダ)以来となる1軍マウンドで、自らの存在価値を証明する。
「ボールが指にかかっていた感じがした。調子はいいと思う。試合中は腕をしっかり振ることだけに集中したい」
2軍降格後、上下のバランスが崩れていたというフォームの修正に加え、自らの武器でもある直球を見つめ直した。ブルペン投球を見守った友利投手コーチは「それなりの状態にはなっている。新幹線で悔しさを味わった時間を忘れずにやってほしい」と奮起に期待した。