楽天完敗…西武に10連勝許す 先発辛島「ダメでした」投打とも振るわず
「西武8-0楽天」(1日、メットライフドーム)
楽天は投打ともに振るわず完敗、西武に10連勝を許した。今季3度目の零敗を喫するとともに、先発の辛島航投手(26)は自らの守りのミスも絡んで5回0/3を6失点と乱れた。
梨田監督は「向こうは6本のヒットのうち5本が長打。うちは3本のヒットすべてシングルで、そこに四球やミスも重なって…。その差が完全に出ました」と、悔しさをにじませた。六回に二塁打、四球、自身のバント処理のミスで無死満塁のピンチを作って降板した辛島は「ダメでした。長打を打たれてミスもあって…点は入りますよね」と肩を落とした。
7月30日のオリックス戦(ほっともっとフィールド神戸)で右肘痛から1軍復帰したばかりの茂木は、六回に三塁内野安打を放ったが、この1安打に終わった。「差し込まれてしまっていて手が出ない。でも僕はDHとして出ているので、打たなければ意味がない。僕が打ったら流れも変わると思う。1打席1打席、状態を上げていくしかない」と、次なる戦いに必死で気持ちを切り替えた。