横浜スタジアムとＤｅＮＡは、同スタジアムの観客席の増設を主な内容とする増築・改修計画をまとめ、１５日に横浜市に提出したと発表した。

　２０２０年東京オリンピックの正式種目として採用された野球とソフトボールの主会場になることを踏まえたもの。計画では、バックネット裏や一、三塁側に席を増築。個室観覧席やデッキ席も設ける。収容人数は従来の約２万９０００人から約３万５０００人になる。費用は約８５億円で、工事期間は今年１１月頃から２０年２月頃までを予定している。

　岡村信悟球団社長は「東京五輪の会場として多くの人に観戦機会を提供できる。世界に誇れるスタジアムにしたい」と話した。横浜市の林文子市長は「周辺地域の活性化につながるよう、可能な協力を進めたい」とのコメントを出した。