ロッテ鈴木が二塁コンバート 伊東監督明言
ロッテ・伊東勤監督がキャンプイン前日の31日、鈴木大地内野手(27)の遊撃から二塁へのコンバートを明らかにした。
この日、石垣島での選手による自主トレを視察した際に、「明日から二塁をやらせていく」と語ったもので、空いた遊撃のポジションはプロ2年目の平沢大河内野手(19)を中心に争うことになる。
鈴木は昨季、遊撃手として自身2回目のベストナイン受賞を果たしているが、伊東監督は、「(今季)は二塁でいってもらう」とコンバートを明らかにするとともに、「何人かで競争してもらわないといけない」とチーム内の活性化を図るのが最大の狙いだ。
鈴木は昨季、何試合か二塁を守っているが、本格的な挑戦は初めてだ。この日の練習中、伊東監督に正式に伝えられた。
「あやふやにされず監督に正式に言ってもらったことに意味がある」と前向きに捉えて、「昨年も二塁の練習はしてきた。キャンプでゆっくり、じっくりと練習をし、しっかりスタートしたい」と決意を示した。
今回のコンバートはチーム内の競争とともに、遊撃手として平沢の本格的な育成があると見られる。
平沢は「監督は話されたのは(ボクに)ショートをしっかりやれという意味も含まれていると思う」と早くも意欲をのぞかせた。
現在の体重は78キロでベストのようで、「秋季練習での課題に対して今キャンプで成果を見せたい」と話し、2年目の飛躍を誓っていた。