亜大・高橋遥詣で虎など3球団 将来性抜群の151キロ左腕

 今秋ドラフト上位候補の亜大・高橋遥人投手(3年・常葉学園橘)が6日、東京・日の出町の同大グラウンドで始動した。最速151キロ左腕は「勝てる投手になりたい。軸になる投手は(シーズン)5勝しないといけない」と目標を掲げた。

 入学後に体重は15キロ、最速は9キロアップ。昨年は春秋とも開幕投手を務めると、秋はリーグトップの56回2/3を投げ、同4位の防御率2・38の成績を残した。空振りを取れる直球が最大の魅力。通算2勝ながら、ポテンシャルが開花しつつある。

 この日は阪神など3球団のスカウトが視察。阪神・吉野スカウトは「力投派じゃないのに球速が出る。左ではなかなかいない。制球力がつけば、今永(DeNA)のようになれる」と期待する。

 高校時もプロ志望届を提出した高橋遥。「欲はだんだん強くなってきた」と進路はプロに絞っている。「自分はまだ結果を出していない。戦力になって優勝することが一番のアピールになる」と夢の実現を誓った。

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