ロッテ・平沢、伊達政宗公に来季の飛躍を誓う

仙台市・青葉山公園の伊達政宗公騎馬像前でポースを取る平沢、右は政宗の重臣として仕えた片倉小十郎重綱に扮した関係者
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 ロッテ・平沢大河内野手(19)が25日、宮城県仙台市・青葉山公園の伊達政宗公騎馬像前で、2017年への飛躍を誓った。

 平沢は19歳の誕生日となる24日に浦和寮から多賀城市の実家に帰省した。1年間、故郷を離れただけだが、「すごく懐かしい感じがした」という。その日は友人たちと食事をして再会を楽しんだ。

 プロ1年目の今シーズンは23試合で7安打3打点、2二塁打、1三塁打と持ち味を出したものの、夏場に体重が減り、体力不足を思い知らされた。

 「来年は今年以上に多く試合に出たい。ヒットを打って率を残したい。ホームランはヒットを狙っている中で打てればいい」

 飛躍を誓った場は仙台市の青葉山公園、「伊達政宗公騎馬像前」だった。政宗は17歳で伊達家の家督を次ぎ、奥州の雄として最大の勢力を築き、「独眼竜」と呼ばれ、戦国通のファンの間では人気が高い。「ボクもしっかりと成績を残して、(政宗のように)なりたいですね」と目を輝かせた。

 11月下旬から台湾での「アジアウインター ベースボールリーグ」にNPBイースタン選抜として参加した。「秋季キャンプでやってきたことを試してきました」と振り返るように、打撃フォームのチェックからタイミングの取り方などで、「すごくいい感じだった。1年前よりも良くなっている」と手応えをつかんだ様子だ。

 来年1月10日前後には「浦和寮」に戻るが、それまでは故郷でたっぷりと英気を養う。

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