ロッテ益田、1億円プレーヤーに「憧れあった」と感激更改
ロッテ・益田直也投手(27)は19日、ZOZOマリン内で契約更改交渉に臨み、4000万増の1億2000万円でサインした(金額は推定)。
「大満足です」。益田が開口一番、この言葉とともに、顔をほころばせた。
1億円プレーヤーの仲間入りだ。「(1億円の選手は)一流の人たちばかりで憧れがあった。目標にしてきました」
今季61試合に登板して3勝2敗、14Sで21ホールド、防御率は1・83の好成績だった。他の中継ぎ陣がケガで離脱する中、南とともに開幕からマウンドに上がり続けた。9月13日に右ヒジ関節炎で休んだが、球団からは「(南とともに)よくやってくれた」と言われたという。
球団は過去4年の登板数もプラス材料とした。12年72、13年68、14年52、そして昨年は51。積み上げてきた実績が結実した。
関西国際大時代から、「多少痛くても我慢してやれ」と教育を受けてきたという。「あの4年間が生きているのかな」と話した。
来季は内とともに、抑えに専念する。「ゲームを締めくくる、あの快感を味わいたい。高いレベルでやっていきたい」。益田がさらなる高みを目指す。