西武は15日、楽天にFA移籍した岸孝之投手(32)の補償について、金銭を選択したと発表した。楽天からはプロテクトされた28選手を除く獲得可能リストが7日に届いていたが、「精査したが、ニーズに合う選手がいなかった」と鈴木球団本部長。岸の今季年俸2億2500万円はAランクとみられ、補償は80%の1億8000万円を受け取る。
既に新外国人としてフランク・ガルセス投手(26)を獲得。さらなる補強を人的補償、新外国人のいずれかで考えていた鈴木球団本部長は「両にらみでやっていたが、もう一人と考えている」とし、“岸資金”で年内にも新たな外国人投手を獲得する見通しを明かした。