学生野球資格回復のアマ側研修…元ロッテ・渡辺俊介「知っておいた方がいい」

 プロ野球経験者が高校・大学の指導者になるための資格回復制度のアマ側研修会が10日、都内で始まった。元ソフトバンクの斉藤和巳氏、横浜などでプレーした多村仁氏、元ロッテで新日鉄住金かずさマジックの渡辺俊介投手兼任コーチら、プロ側の研修を受講した123人が出席した。

 1日目は体罰の禁止などの講義が約6時間。今季から社会人野球に復帰した渡辺兼任コーチは「アマ球界に1年身を置いた中で、資格を回復しておきたかった。大学生と試合をした時に、あの投手を見てほしいと(助言を)求められても(資格の)壁がある」と現状を説明。「プロアマ問わず野球界に関わる人は、最低限知っておいた方がいい」と、講義の感想を話した。

 斉藤氏は「プロでやってきたことで、アマや学生の力になれることがあるかも。恩返しができる準備になればと思った」と、受講動機を明かした。指導の留意点など「学生野球の現状が伝わってきた。時代の変化に沿って変えないと」と、新たな発見があった様子だった。

 横浜高校OBでもある多村氏は「私が今あるのも高校野球のおかげ。渡辺先生(前監督)にいろいろと人間形成してもらえた」と恩師に感謝。「母校だけでなく、そういう話をもらえれば、指導できるようになればいい」と、意欲をのぞかせた。

 研修は11日まで行われる。

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