五輪開催地候補のあづま球場、WBSCが施設面を問題視

 2020年東京五輪の追加種目、野球・ソフトボールの一部試合を福島県で実施する計画に関し、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が、会場として最有力だった県営あづま球場(福島市)の設備面を問題視し、現状のままでは同球場での開催は厳しいと大会組織委員会に指摘していたことが6日、関係者の話で分かった。

 関係者によると、11月に現地を視察したWBSCは施設改修などについての県側の姿勢に不満を持っており、現時点では別の会場候補の開成山球場(郡山市)といわきグリーンスタジアム(いわき市)の方が望ましいとの見解という。

 6日から始まった国際オリンピック委員会(IOC)理事会では野球・ソフトボールや空手など5競技18種目の追加種目の会場案が承認される。しかし、野球・ソフトボールの福島開催は球場の絞り込みが難航しているために先送りされ、主会場の横浜スタジアムだけが提案される見通しになっている。

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