ヤクルト、新守護神候補ギルメット獲得 マイナー通算104S右腕

 ヤクルトは21日、来季の新外国人選手として、今季タイガース傘下3Aトレドでプレーしたプレストン・ギルメット投手(29)を獲得したと発表した。年俸は60万ドル(約6700万円)プラス出来高払いで背番号61。身長188センチ、90キロの右投手で、リリーフとして期待されている。

 メジャーでは通算19試合で0勝1敗、防御率8・22だが、マイナーでは主に救援で340試合、464回2/3投げ、27勝21敗104セーブ、防御率2・69、506奪三振と安定した成績を残している。奥村国際グループ担当部長は「角度のあるストレートに、三振を取れるスプリットが武器。球速は150キロ行くかどうかだが制球が良く、中継ぎ、抑えの候補」と説明した。

 また、現在獲得を目指している先発投手については「まだ時間がかかりそう」(奥村部長)で、デイビーズ、バレンティンの去就も保留になっている。

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