プロ野球・日本ハム吉川光夫投手（２８）、石川慎吾外野手（２３）との交換トレードが成立した巨人・大田泰示外野手（２６）、公文克彦投手（２４）がコメントを出した。大型野手として期待され続けてきた大田は「入団して８年間、一軍ではいい成績を残すことができなかったのを悔しく思っています」と思いをにじませた。

　巨人の公式ウェブサイトに、大田と公文のコメントが掲載された。大田は「入団して８年間、一軍ではいい成績を残すことができなかったのを悔しく思っています。北海道で活躍する姿を、みなさんに見ていただけるよう頑張るだけです」と再出発を誓った。高校通算６５発を引っ提げ、東海大相模から０８年のドラフト１位で入団。大砲としての期待が集まったが、今季終了までの成績は通算２２５試合に出場し、打率・２２９、９本塁打、４０打点だった。

　公文は「４年間という短い間でしたが、巨人軍ではお世話になりました。環境は変わりますが、日本ハムで野球を続けられることに感謝し、頑張っている姿を見てもらいたいです」とファンに呼びかけた。一軍の通算成績は１５試合登板、勝敗はなし、防御率は３・０７だった。