ロッテ・ドラ3島、ニックネームは「課長」に決定!?
ロッテからドラフト3位指名された島孝明投手(18)=東海大市原望洋=が28日、千葉県市原市の同校で指名あいさつを受けた。
千葉出身・期待の星が誕生した。伊東監督から贈られた、「将来のエースとして期待します」の色紙を手に、島は初々しい笑みを浮かべた。だが、言葉には固い決意がこもっていた。
「地元のチームで安心しています。住み慣れたところで、そこからマリーンズを代表する選手になりたい。上位指名の期待に応えたいと思います」
今夏は千葉大会8強で終わったが、最速153キロの速球と威力のあるスライダーを武器に、その名前は全国区だ。今井(作新学院)、藤平(横浜)ら『高校ビッグ4』が注目されたが、U-18日本代表入りも果たした。
今年8月のアジア選手権ではともに戦い、「スピード、球の質で負けている気はしない」と言い切った。
大ヒット漫画「課長 島耕作」にあやかって、球団関係者から早くも「課長」のニックネームをもらった。少年野球時代にも監督からは「課長」と呼ばれていたそうで、本人は「自分は理解できなかった」と振り返った。
「課長 島耕作」はさまざまな試練を乗り越えて社長に上り詰めるストーリーだ。
「ゆくゆくは球界を代表する投手になりたい」。千葉の期待の星にふさわしいニックネームになりそうだ。