英明、延長13回制し準決勝に進出 エース・藤井205球完投
「秋季高校野球四国大会・準々決勝、英明7-5中村」(23日、松山中央公園野球場)
英明が延長13回の激闘を制し、準決勝に進出。来春センバツ出場へ前進した。
英明は3-5の2点ビハインドで迎えた九回、2死一、三塁から途中出場の6番・上原海斗内野手(2年)、7番・石川翔樹捕手(2年)の連続タイムリーで同点に追いつき、土壇場で延長に持ち込んだ。
そして延長十三回、四球と死球で無死一、二塁とすると、5番・田中陸内野手(1年)が投前へ送りバント。これを中村の北原野空投手(2年)が一塁へ悪送球。ボールがファウルゾーンを転々とする間に一気に2人の走者が生還して勝ち越しに成功した。
エース右腕・藤井海斗投手(3年)は205球を投げ抜き完投。「厳しい試合だったけど、疲れはなかった。絶対に抑えてやろうと気合が入っていた」と試合を振り返り、準決勝に向け「どんな形でもいいので勝ちたい」と意気込んだ。