オリックス・福良監督、東京ガス・山岡を単独指名「4月からすぐ使える投手」
「プロ野球ドラフト会議」(20日、グランドプリンスホテル新高輪)
オリックスは1位で東京ガス・山岡泰輔投手(21)の単独指名に成功した。
福良監督は「昨日までは田中(創価大)と迷っていた。やっぱり4月からすぐ使える投手ということで山岡にしました。ビデオでしか見ていませんが、スライダーがよく、スカウトから聞くとチェンジアップもいいという風に聞いています。1年間ローテーションを守ってもらえれば」と舞台裏を明かした。
2位以下も即戦力投手を中心に指名する予定。
◇山岡泰輔(やまおか・たいすけ)1995年9月22日生まれ、21歳。広島県出身。172センチ、66キロ、右投げ左打ち。瀬戸内高では3年夏に甲子園出場。広島大会決勝では、広島新庄・田口(現巨人)と投げ合い15回を投げて1安打無失点、19奪三振の好投も0-0の引き分け。しかし再試合も完封し、チームも1-0で勝った。投球の動画を見たレンジャーズ・ダルビッシュがツイッターで称賛したことでも話題になった。東京ガスでは1年目から公式戦に登板し、3年連続で都市対抗出場。直球は150キロ超で、変化球も多彩。