創価大のドラフト上位候補右腕・池田が七回コールド2安打完封

 「東京新大学野球、創価大10-0杏林大」(10日、さいたま市川通公園野球場)

 創価大が七回コールド勝ちし、勝ち点3とした。ドラフト上位候補右腕・池田隆英投手(4年・創価)が2安打完封。150キロを計測した直球が走り、初回1死満塁のピンチを連続三振で切り抜けて以降は相手を寄せ付けず、七回2死まで走者を許さなかった。

 「最初から真っすぐで押すという課題を持っていた。今日はいいボールを投げられるという自信があった」と手応え十分。「これを続けていかないと、信頼を得ていけない」と、好投にも気を引き締めた。

 8日の1回戦は、ドラ1候補の田中正義投手(4年・創価)が5回3失点で降板。八回に逆転した直後、降雨コールドとなる薄氷の勝利だった。

 一転しての完勝に、岸雅司監督は開口一番「池田がエースだね」とニヤリ。田中とは8日夜に話をしたことを明かし「気持ちの問題だね。『楽に勝とうと思ったところがあった』と言っていた。正義も(池田の好投に)刺激を受けたのでは」と、波及効果を期待した。

 15日からの流通経大戦は、優勝を左右する様相を呈している。田中は「1戦目をカバーしてもらった。流通経大戦は全員で勝てたらいい。緊張がないわけがないので、プレッシャーを全部受け入れて力を出すしかない」と、必勝を誓った。

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