「西武3-0日本ハム」(27日、西武プリンスドーム)
西武のエース・岸孝之投手が、シーズン最終登板を快投で締めくくった。マジック1でリーグ優勝に王手をかけていた日本ハム打線を7回無失点に封じ、目の前での胴上げを阻止した。
2年ぶりの2桁勝利には届かなかったが、今季9勝目。「指のかかりなど、感覚がよかった。最後にいい締めくくりができた」とうなずいた。
3年契約が切れる今オフには、海外FA権を行使する可能性もあるが「終わってから考えます」と話した。五回に1号ソロで援護した女房役の炭谷は「来年以降も組ませていただければ」と残留を願った。