ソフトバンクのサファテが負傷…Mどころか 首位陥落危機

 「ソフトバンク2-3楽天」(23日、ヤフオクドーム)

 白星が続かないソフトバンクが運にも見放された。2-2の九回、ベンチは抑えのサファテを投入。だがまさかの事態が起きた。2死満塁、島内の投前へのゴロを処理しようとした右腕が転倒。一人では歩けず、チーム関係者に支えられながら退場した。

 工藤監督の表情はさえない。「試合うんぬんより彼の足が心配。いるかいないかで全然違ってくる」。試合後、右足を引きずりながらロッカー室から出てきたサファテは、報道陣の問い掛けにも応じずタクシーへ。そのまま病院へと向かった。

 楽天に相性の良かった武田が投げた試合で黒星を喫し、サファテも負傷。マジック点灯どころか、再び首位陥落の危機に陥った指揮官は「もう一回、落ち着いてやっていかないと」と前向きな言葉を必死に並べた。

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