日本ハム大谷、東京五輪での侍へ意欲 二刀流出場は「全然、考えてないです」

 日本ハム・大谷翔平投手(22)が4日、東京五輪での追加種目に正式採用された野球・ソフトボールの復活を大歓迎し、4年後の出場に意欲を示した。

 待ちわびていた朗報を素直に喜んだ。「うれしく思います。ここまで選ばれる過程の取り組みもそうですし、選ばれてうれしく思います」。プレゼンテーションビデオに出演し、復活を呼びかけた一人として、動向を見守り続けていた。それだけに貢献できたことがうれしかった。

 子どものころから、五輪で活躍する野球選手に憧れのまなざしを向けていた。「WBCとはまた違うと思いますし、世界と戦う選手、国を代表して戦うことがかっこよく見えた」。将来的に出場を夢見ていた舞台。心技体とも充実する26歳で迎える東京五輪について「自分も野球界の上でプレーできるように、そういう選手になりたい」と代表入りへの思いを口にした。

 今季は投手として8勝、打者としても打率3割超え、2桁本塁打を記録するなど投打で大活躍。二刀流での出場については「そこは全然、考えてないです」とはにかんだ。まず、選ばれることを第一目標に置き、さらなるレベルアップを目指す。

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