DeNA筒香がサヨナラ弾 3試合連続マルチ本塁打に「見たことがない」

延長12回、サヨナラ本塁打を放ちナインの手荒い祝福を受ける筒香(25)=撮影・三好信也
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 「DeNA3-2巨人」(22日、横浜スタジアム)

 DeNA・筒香が延長十二回、28号サヨナラ本塁打を放ち、チームは3連勝とした。1死走者なしの場面で、巨人5番手・山口から右翼ポール際にライナーで飛び込む一発を放った。この試合2本目の本塁打で、19日のヤクルト戦から3試合連続で2本塁打となり、セ・リーグでは初の快挙を達成。リーグトップのヤクルト・山田に、1本差に迫った。

 筒香は初回に先制の中前適時打を放つと、六回には左翼席へ27号ソロをたたき込んだ。チームは延長十回に2死満塁、延長十一回に1死満塁のサヨナラ機を逃したが、最後の攻撃で主砲が試合を決めた。

 お立ち台に立った筒香は「点を取るしかなかったので、後ろにロペスもいますし、強い打球を打ちにいって、ホームランになってくれてよかったと思います」と、サヨナラ弾のシーンを振り返った。3試合連続の2本塁打には「試合に勝つことが一番大事ですので、試合に勝てていることがうれしい」と、謙虚だった。「たくさんのファンの方が応援して下さっているので、一戦一戦大事に戦いたいと思います」とファンに誓い、大歓声を浴びた。ラミレス監督は「信じられない。素晴らしい」と日本語で驚きを表現。「3試合連続で2本ずつ本塁打を打った選手を、自分のキャリアでは見たことがない」と絶賛した。

 巨人の連勝は3で止まった。0-2の七回、長野の5号ソロで1点差に迫ると、八回は相手のミスが絡んで無死一、三塁から、菅野の代打・相川が中堅に犠飛を打ち上げ追いついた。しかし打線全体では4安打と、DeNA投手陣を捉えられなかった。

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