小豆島、エース長谷川がつまかり春夏甲子園逃す

 「高校野球香川大会・準々決勝、尽誠学園7-4小豆島」(21日、レクザムスタジアム)

 甲子園には戻れなかった。島民の期待を一身に背負ったマウンドで10安打7失点。小豆島のエース・長谷川は「勝てなかったのは悔しいけど、尽誠の打線が勝負強かった」と淡々と話した。

 中盤に相手打線につかまった。五回に勝ち越しを許すと、六回には相手エース・渡辺に高めに浮いたスライダーを右翼芝生席に運ばれた。「腕が振れず、球を置きにいってしまった」。痛恨の失点を悔やんだ。

 同校は来春、土庄と統合され「小豆島中央」に生まれ変わる。その直前に21世紀枠でセンバツ出場を果たし、島は沸き上がった。「小豆島」としての最後の夏も、モットーの「エンジョイ・ベースボール」を貫いた。チームをけん引した左腕は「最後まで自分たちらしく笑顔でプレーできた」と胸を張った。

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