日本が延長十回タイブレーク制し連覇 日米大学野球
「日米大学野球・第5戦、日本5-4米国」(17日、静岡県草薙総合運動場野球場)
日本が延長十回タイブレークを制し、2大会連続18度目の優勝を決めた。
大会規定により延長十回からタイブレークとなり、無死一、二塁の場面からスタート。無死満塁とし、島田海吏外野手(上武大)が左犠飛を放った。
初回に相手投手の暴投で1点を先制し、二回には辰己涼介外野手(立命大)がセンターバックスクリーンへのソロ本塁打で2点目。五回には2死二、三塁で佐藤拓也外野手(立大)が左前2点適時打を放ちリードを広げた。
しかし米国は七回、2死満塁でスコウグが日本の2番手・田村伊知郎投手(立大)から右翼への本塁打を放ち、同点に追いついた。
島田は「自分だけ多く試合に出させていただいたのに無安打だったので、最後いい形で終わりたいと思っていた。チームの雰囲気が打たせてくれた。感動したゲームになってよかった」と声を弾ませた。
横井監督は「厳しい試合の中、選手が一丸で頑張ってくれた。合宿から柳主将を中心に頑張った。最後はみんなの力で優勝できたことがうれしい」と目頭を熱くした。
ともに2勝2敗で迎えた最終戦で日本が劇的な勝利を収めた。