常総学院のドラフト候補左腕・鈴木10K完封発進

 「高校野球・茨城大会2回戦、常総学院2-0土浦湖北」(12日、水戸市民球場)

 今春センバツ出場の常総学院が初戦を突破した。今秋ドラフト候補左腕・鈴木昭汰投手(3年)が5安打しか許さず完封した。

 140キロ前後の直球で押し込み、ピンチでも動じず。要所ではスライダーもさえ、10三振を奪った。

 センバツ後は左肘、左肩の状態が思わしくなく、春の県大会はベンチを外れた。勝負の夏の初戦で見事な復活。勝利の瞬間も淡々と振る舞ったエースは「甲子園に行くためだけに焦点を置いてやっている。ふける球が多かったので、もう1回確認したい」と、冷静に次戦以降を見据えた。

 佐々木力監督も「鈴木は投げられるんだというのを見せたかった。直球とスライダーだけで投げきったのは、自信になると思う」と、頼もしげだった。

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