PL学園の入場行進に大きな拍手 梅田主将「泣きそうに」 大阪大会開会式

入場行進するPL学園ナイン=京セラドーム大阪(撮影・北村雅宏)
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 第98回全国高校野球選手権・大阪大会の開会式が9日、京セラドーム大阪で行われ、今夏を最後に休部するPL学園が入場行進する際に、客席から大きな拍手が送られた。

 異例の光景だった。出場171チームの父兄や関係者が内野席スタンドを埋めた京セラドーム。そこに部員12人で行進するPL学園の名前がアナウンスされると、大きな拍手が沸き起こった。特定の高校にこれだけの拍手が送られるのは極めて珍しい。

 梅田翔大主将は「泣きそうになりました」と率直な思いを口にした。春夏7度の全国制覇を誇る名門は、父兄世代では憧れの存在だった。「このユニホームや帽子をかぶってるだけで、周りがザワザワする。見られてるプレッシャーはありますけど、応援してもらえることを意気に感じてやりたい」と梅田は力を込めた。

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