DeNA“往復”悪送球で負けちゃった

 「DeNA2-6広島」(1日、横浜スタジアム)

 DeNAは、守備の乱れから試合の流れを手放した。「首位を走るような、調子の良いチーム相手にミスをしてしまえば、こういう結果になる」。ラミレス監督が悔やんだ場面は三回だ。

 2死一、三塁から鈴木の当たりは平凡な三塁ゴロ。だが、三塁手エリアンの一塁への送球が大きくそれ、先制点を献上。一塁側のファウルゾーンを転々としている間に一走・松山の生還を許した。さらにカバーに入った右翼・梶谷の本塁悪送球で鈴木の三進を許し、続く安部の右前打で3点目を失った。

 首位・広島相手に接戦に持ち込みたかったが「(エリアンは)必要以上に急いでしまった。簡単なゴロだったと思う。あそこで流れが変わった」とラミレス監督。7月最初の試合で課題を露呈した。

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