G首位陥落 今村が炎上…不安な先発陣
「巨人1-8中日」(7日、東京ドーム)
敵の主砲にいいようにやられ、巨人が首位から陥落した。先発の今村が二回だけでビシエドに2発を献上するなど8失点。序盤で試合が壊れ、高橋監督は「それが全て。何かしらやりようはある。何とかしないといけない」と苦言を呈した。
4日に江柄子、6日には育成出身ルーキーの長谷川を先発起用。駒不足の中、ここまで防御率2・57と安定していた左腕も炎上した。指揮官は「これまで良く投げているわけですし」とフォローしたものの、表情は曇ったままだった。
ローテ再編へ、この日から内海が1軍に合流。「身が引き締まる。頑張ろうという気持ちになります」と短く決意を表した。絶対エース・菅野を擁しながら、抜け出せない要因の一つとなっている先発問題。経験豊富な左腕の復帰を、好転につなげたい。