佐賀出身、ロッテ高浜が元気与えるV打

 「日本ハム3-5ロッテ」(17日、札幌ドーム)

 ロッテの伏兵の一打が勝負を決めた。同点の延長十回1死満塁。九回から守備で出場の高浜が、日本ハムの抑え・増井が投じた高めのフォークを右前へ運び、決勝点をたたき出した。

 「ちょっと足が震えていました」という緊張の打席。それでも頭は冷静だ。「変化球に頭があった。相手も打たれたくない。真っすぐは見せ球だろうと。そこに賭けました」と高めに浮いてくる変化球一本で狙っていた。

 15日の3連戦初戦では9年目でプロ初本塁打。この日は連敗を止める殊勲打だ。「(北海道は)弟(祐仁)が日本ハムにいるので、その印象が強いと思いますけど、僕の方を印象付けようと頑張りました」とおどけた。

 佐賀県出身の高浜。14日に発生した熊本地震に「親とはずっと連絡を取っています。大分には親戚もいる」と心を痛める。それでも「もっと活躍して元気づけられたら」と話した。23日からナバーロが復帰予定だが「ナバーロが逆に出られなくなるように頑張りたい」。九州の男らしく、力強い言葉で締めた。

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