金子7失点また勝てず オリ連勝止まる

 「オリックス4-7西武」(16日、ほっともっとフィールド神戸)

 オリックスの絶対的エースはかつてないほど苦しんでいる。今季4度目の先発登板は7回1/3で141球を投げ、8安打7失点で2敗目。「いい意味で開き直ることも必要なのかなと」。試合後の金子の口からは、弱気な言葉が漏れた。

 初回から1点を失う不安定な立ち上がり。その後は何とか粘ったが、七回までに117球を投じた。それでも、福良監督は続投を選択。抑えの平野が3連投中という事情もあったが、これが裏目に出た。4-3の八回1死満塁から遊撃・安達のグラブをはじく上本の中前打で追いつかれ、マウンドを譲った。

 強風の影響で、投球直前にタイムが数度かかる不運もあった。140球超は、九回無安打投球を見せた14年5月31日・巨人戦以来。熱投は白星には結びつかなかった。

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