De白根6番一塁で16日1軍デビュー

 DeNAの白根尚貴内野手(22)が16日のヤクルト戦(松山)で、6番・一塁で1軍デビューする。15日、当地での練習中にラミレス監督が明言した。

 「やっと自分の目標の舞台に立てる。いきなりスタメン。うれしい。新たな目標は1年間結果を出すこと。長打力を見せつける」

 仕切り直しのデビュー戦だ。前夜の阪神戦(甲子園)は九回、左腕・高宮の登板に合わせて、代打に指名されていた。だが、左腕は打者1人で降板。「準備をしてベンチを出た瞬間、終わりました」と笑わせた。

 ラミレス監督は「白根を一塁、ロペスは三塁で使う」と白根仕様のシフトで臨む。三塁・ロペスは3月6日の日本ハムとのオープン戦で、5イニング試しただけ。その時は「緊急時に備えてのこと」と説明していた。

 開幕18試合目にして緊急布陣をとるほど、白根の打力を買っている。指揮官は「思い切り振っていく姿がいい」と期待。白根は「ファーストストライクからスイングしていく」と気合をみなぎらせた。

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