明徳が次々快音 馬淵監督から“合格点”

 第88回センバツ高校野球大会(20日開幕、甲子園)の甲子園練習2日目が16日行われ、2年ぶり16回目出場の明徳義塾(高知)が登場した。

 30分間の練習は打撃が中心。ほぼ打順通りに打席に入ったナインは、鋭いスイングで次々に快音を響かせた。馬淵史郎監督(60)は、打力アップをテーマに掲げた冬場の成果を感じた様子。「悪くなかった。まあまあじゃないですか」と選手たちの動きに合格点を与えた。

 エース右腕・中野恭聖投手(3年)は憧れのマウンドで投球練習。伸びのある直球を投げ込み「投げやすかった。土の硬さもちょうどよかった」と笑顔で話した。

 大会第2日の初戦の相手は龍谷大平安(京都)。2年前のセンバツを制した強敵だが、指揮官は「初戦は互角。やる以上は勝つつもり」と不敵な笑みを浮かべる。チームの目標は「ベスト8以上」。万全の準備で名門対決に挑む。

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