日本ハム大谷「1番DH」で米デビュー

 「日本ハム春季キャンプ」(5日、ピオリア)

 日本ハム・大谷翔平投手(21)が初の実戦となる6日(日本時間7日)の紅白戦で、「1番・指名打者」として“米デビュー”することが5日、決まった。栗山監督は野手でのレギュラー奪取へ、安打量産を求めた。

 キャンプ第2クールスタートを翌日に控え、栗山監督は大谷に「開幕までに結果を残す作業は必要。一野手として課題は分かっていると思う」と話した。昨季、投手では3冠を奪取したが、野手では打率・202、5本塁打と過去最低の成績。同監督は野手レギュラーを白紙としており、結果を残さないといけない立場と強調した。

 手応えはある。今オフに93キロから97キロへ増量し、その成果をキャンプ第1クールから発揮。フリー打撃では140メートル弾を放つなど、柵越えを連発した。「体を動かす質は全体的に変わってきている」。あとは実戦で結果を残し、競争を勝ち抜くと意気込む。

 1番での出場の狙いについては「多くの打席に立たせて実戦勘をつかませたい」と城石打撃コーチは話した。

 休日のこの日はキャンプ施設に姿を見せなかった大谷。6日の紅白戦には、メジャー球団関係者が多数来場予定だ。「徐々に仕上げていけばいい」と大谷。1番となれば、打席の機会が多くなる。“第1回野手品評会”は、その打撃でメジャー関係者を驚かせる。

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