DeNAドラ2熊原“神主投法”披露

 DeNAドラフト2位の152キロ右腕・熊原健人投手(22)=仙台大=が21日、横須賀市のベイスターズ総合練習場での新人合同自主トレでブルペン入り。変則かつ豪快なフォームからの剛球で周囲をうならせた。

 「力の入った球が投げられた」。そのフォームは、まず左足を大きくオープンに開き、グラブを顔の前に置いて静止。始動と同時に左足を上体が反り返るくらい高く上げる。次に左足を下ろす反動を使って一気に投げ込む。

 「大学3年のとき、試行錯誤するうちにこのフォームになりました。足の上げ方がスムーズになり、コントロールもよくなった」。

 実家は宮城県角田市内の深山神社。神主になる道もあった。「子供がフォームをマネしてくれたらうれしい。それだけの活躍がしたい」。自己流“神主投法”でプロに挑む。

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